大切な家族の一員であるペットを安心・信頼・サポートできる「アニマルチェッカー」で健康のうちからの、健康検診。



1.愛犬の食育を考える。

2.愛犬に必要なミネラルとは?

3.ライフステージ別〜食事と栄養〜
・ 離乳期
・ 成長期
・ 維持期
・ 高齢期
・ 老齢期
・ 妊娠・授乳期

4.愛犬の健康は栄養バランスでから!
・ 犬って本来は雑食性?肉食性?
・ 要な栄養素のバランスを覚えておきましょう!
・ 基本の栄養素
・ 愛犬だって「ビタミン」と「ミネラル」は必要なのです
・ 主なビタミンの役割
・ 要注意!この食べ物は与えてはいけません


 

5.ポッチャリは危険信号!
・ ポッチャリ&ちょっと太めがかわいい・・
それは危険信号!と心得て!

・ 愛犬の肥満度シルエットチェック
・ 愛犬のベスト体重
・ 食事量のアバウト管理はNG行為です
・ 規則正しい食事時間の落とし穴
・ カラダに負担の少ないダイエットとは?
・ 体調管理で肥満防止を心がけよう!

6.本当に間違っていない!?ドッグフード選びの
基礎知識

・ “ペットフード”を買うときはここをチェック!
・ こんなにあった!ペットフードの種類
・ 無添加は必要?不必要?
・ 主食とおやつの立ち位置関係


6
本当に間違っていない!?ドッグフード選びの基礎知識

 とりあえずドッグフードを与えておけばバランスいい!?
とんでもありません。愛犬だって人と一緒です。
適当な量と栄養バランスは、体形や年齢でそれぞれ違っているのです。

 

●“ドッグフード”基礎知識

 愛犬の健康を維持するには、やはり、市販のドッグフードを利用するのがベストといえるでしょう。一言でドッグフードといっても、実にさまざまな種類があります。主食として与えるには、「総合栄養食」と表示されているものを選びましょう。「総合栄養食」と表示のあるものは、愛犬が必要とする栄養素がすべて含まれ、栄養バランスに優れています。
 「総合栄養食」と表示するには、ペットフード公正取引協議会が定めた栄養基準をクリアしていなければなりません。この基準は、AAFCO(Association of America Feed Control Officals)と呼ばれるアメリカの飼料検査官協会が示すガイドラインに基づいて作成され、世界的な栄養基準にもなっているものが主流です。
 また、「総合栄養食」以外には、「間食(おやつ、スナック)」、「その他の目的食」があります。「間食」は主食ではなく、ごほうびや飼い主とのコミュニケーションの手段として、限られた量だけ与えることを目的に作られています。与えすぎると栄養バランスを崩す
原因にもなりますので、表示に従って与える必要があるでしょう。
 「その他の目的食」とは、特定の栄養素を調節したり、カロリーを補ったり、嗜好を増進させることを目的としています。缶詰やレトルトなど、ウェットタイプのフードが多いのが特徴です。パッケージには「一般食」「特別療法食」などと、表示されています。主食として用いるために作られていませんので、それだけ食べていては栄養が偏ってしまいます。人間の食事で言えば、「おかず」のようなものですから、「主食」=「総合栄養食」と組み合せて与えるようにすることが必要です。
 ドッグフードの主な原材料は、とうもろこしや小麦などの穀類。特にとうもろこしは、エネルギー効果が高く、ビタミンやカロチンなどの栄養素も他の穀類に比べ多く含まれているため、ペットフードの主要な原材料として幅広く使われています。小麦もとうもろこし同様、エネルギー源となり、フードの粒を形づくるのに役立ちます。エネルギー効率は、とうもろこしに比べると劣りますが、犬にとって特に大切なタンパク質、ミネラル、ビタミンは、とうもろこしよりも多く含んでいます。
 そのほか、タンパク質と油脂の両方を多く含む大豆を利用したフードもあります。大豆に含まれるタンパクは、“畑の肉”と呼ばれるように、必須アミノ酸も多く含まれる良質なものです。
 豚肉片を乾燥させた豚肉粉末や鶏を原料としたチキンミールなども、犬に欠かせない動物性タンパク源として重要な原材料となっています。チキンミールには、リジン、メチオニン、シスチンが特に多く含まれています。そのほか、ドッグフードには油脂類が含まれています。動物性油脂として、牛脂、豚脂、チキンオイルなど、植物性油脂として、大豆油、アマニ油、菜種油などがあります。油脂類は、エネルギー源や必須脂肪酸を供給したり、脂溶性ビタミンの吸収を助けるためにも重要です。
また、動物性油脂は、ドッグフードの嗜好性を高める働きも持っています。

“ペットフード”を買うときはここをチェック!

 数あるドッグフードの中から、愛犬に合ったフードを探す手がかりになるのは、ドッグフードに記載された成分表ラベル。特に確認したいポイントを見ていきましょう。

◎犬用か、猫用か。

◎原産国
ペットフードが最終加工された国名なので、原料の生産地名ではない。

◎フードの目的
「総合栄養食」「間食」「その他の目的食」のいずれかを確認。

◎給与方法
目的、年齢、体重によって量や回数が異なる。

◎事業者名
ペットフードメーカーのこと。お客様相談室があるかなどを確認。

◎成分
フードに含まれる粗タンパク質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分、水分の重量比をパーセントで表示。

◎原材料
使用量の多い順に合計が80%以上になるまで記載。単独で10%以上使用されている原材料は必ず表示。また、「ビーフ」「チキン」「まぐろ」など特定の原材料を商品名にする際は、5%以上使用していないと表示できない。

 その他、「不当表示」がないか確認するのも重要です。ペットフードは、薬事法に定められた医薬品や医薬部外品ではないので、たとえば、「○○病を予防するフード」のように、病気の予防や改善効果を表示することはできません。また「自然食」「ナチュラルフード」
「無添加」といった表示もできません。
 ペットフードに記載された成分ラベルは、あくまでも最小限の情報です。さらに詳しい情報を知るためには、メーカーが作成しているパンフレットを参考にするか、お客様相談室などに相談してみると良いでしょう。


こんなにあった!ペットフードの種類

 市販されているペットフードには、実にさまざまな種類があります。
 「離乳食」「子犬用」「成犬用」「老齢犬用」「肥満犬用」「妊娠・授乳期用」など、ライフステージごとにわけられているほか、フードの中の水分含有量によって、「ドライ」「セミモイスト」「ソフトドライ」「ウエット」の4タイプにわけることができます。
 ドライフードは、水分含有量が少ないので、開封後の常温保存に耐えやすいフードです。原材料を混ぜ合わせ、押し出し機で粒状にしたものをふくらませて(発泡)乾燥させます。水分を12%以下に保てば、カビの発生や腐敗を防ぐことができるので、多くのドライフードは水分が10%以下になっています。
 セミモイストフードは、水分含有量25〜35%程度の、いわゆる半生タイプ。作り方はドライフードと同じですが、発泡や乾燥はさせていません。ソフトドライフードは、水分含有量25〜35%程度のフード。ドライフード同様、原材料を混ぜ合わせ、押し出し機で粒状にしたものをふくらませて(発泡)いますが乾燥させていません。ウエットフードは、水分含有量75%程度で、ジューシーな水分がたっぷり含まれています。畜肉が主原料なので、素材の持ち味が活かされた嗜好性の高いフードです。
 そのほか、尿石症、アレルギー、消化器官疾患、心疾患、肝疾患、腎疾患、肥満など、特定の病気に対応した「特別療法食」があります。
獣医師のアドバイスに従い与えましょう。
 このように、愛犬の成長段階や状態によって、ふさわしいフードは異なります。状態をしっかり観察して、愛犬にピッタリ合ったフードを選んであげるようにしましょう。

無添加は必要?不必要?

 添加物というと、抵抗があるかもしれませんが、ドッグフードには、栄養バランスを整えたり、品質を保ったり、食欲を増進させたり、見栄えをよくするために使用されています。ペットフードの添加物には、食品や飼料のように、使用を規定する法律はありませんが、ペットフード工業会によって、「添加物使用に関する自主規制」が設けられ、これに基づいたフードの製造・輸入が行なわれています。これらは、日本の「食品衛生法」や「飼料安全法」などの法律によって認可されたものや、AAFCO(全米飼料検査官協会)やEUのFEDIAF(ヨーロッパペットフード産業同盟)などで法的に使用が認められたものなので、その安全性は確認されています。
 また、添加物によっては使用することを制限されている物質があります。
 代表的なものとして、プロビレングコールが上げられます。これは、保湿作用、制菌作用、カロリー源などの目的で、セミモイストタイプのフードに使用されています。犬では臨床的、血液学的に影響は見られませんが、猫では赤血球数などに変化が見られたため、キャットフードへの使用は好ましくないとされています。
 添加物の表示基準は、ペットフード工業会の「ペットフードの表示に関する公正競争規約」に定められています。しかし、農林水産省の「ペットフード産業の実態調査」によれば、50%以上ものペットフードが海外から輸入されており、その輸入元もアメリカ、カナダ、オーストラリア、タイ、中国、フランスなど多岐にわたっています。その結果、添加物の分類や名称などの統一がされておらず、必要表示項目に指定されていないのが現状なのです。

主食とおやつの立ち位置関係

 ドッグフードの内容量、選び方などの基礎知識があっても、食事量をいい加減に与えていてはバランス台無し。前記したように、犬はもともと狩猟動物なので、「今蓄えておかなければ!」という本能はいつでもスタンバイしています。そうした性質を理解した上で、主食とおやつのバランスをコントロールしてあげることが重要です。
 必要な栄養はドッグフード(主食)で十分取れるので、本来ジャーキーやガムといった“おやつ”は必要ありませんが、ごほうびや飼い主とのコミュニケーションの手段として、限られた量を与えることは悪いことではありません。ただ、あくまでもおやつは主食ではありませんので、その限度を知っておく必要があります。基本はやはり、表示に従った量で、だいたい1日のエネルギー要求量の20%以内で抑えるようにしましょう。また、与えすぎた!と思ったら、主食のフードを抑え気味にするなど、カロリー調節が必要です。

☆1日のカロリーは、まずは主食をメインに、+αでおやつを換算して、体重にあったカロリーを計算しましょう。

 

 













 

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