愛犬は、体調の変化で、さまざまなメッセージを飼い主に伝えています。そのメッセージを聞き漏らさないように、細かい変化にも注意することが大切。ポイントのいくつかを詳しく見ていくことにしましょう。
・ウンチは健康のバロメーター
食事が合っているかは、ウンチの状態を見ることで、ある程度わかります。ウンチの色や形、匂いなどは、何を食べたかで変わってくるからです。
○ウンチがゆるい=食べ過ぎ、消化器官疾患、食物アレルギー、寄生虫の可能性も。
○ウンチがかたい=食事量の不足、消化器官疾患、便秘など。
○ウンチが出ない=食事量の不足、消化器官疾患、
水分摂取量の 不足の可能性も。
○下痢=原因の一つは食べ過ぎ。下痢が続く場合、消火器にトラブルがあることも考えられます。寄生虫やアレルギー、中毒、ストレスなどの外的原因の場合も。食事量が少し増えただけで、おなかを壊す犬もいるので、元気で食欲があるなら、問題はないでしょう。下痢が何日も続いたり、1日4〜5回、繰り返す場合、下痢から脱水症状を起こし、命を落とすケースもありますから獣医さんに診てもらいましょう。
・「吐いた」とパニックになる前に
愛犬が食べたものを吐いてしまった場合、食べ過ぎが原因のことが多いようです。ほかにも、空腹や消化不良などが考えられますが、犬はよく吐く動物なので、吐いた後、元気なら、それほど心配はないでしょう。乗り物酔いや精神的ストレスで、吐いてしまう場合もあります。飼い主の気づかないところで、食べ物以外のものを食べている可能性もありますので、注意が必要です。
消火器の疾患や、肝臓や腎臓の機能低下も考えられますので、嘔吐が続く場合は動物病院で受診しましょう。その際、吐く前に食べたものや、吐しゃ物の中身を説明できるように準備しておくと良いですね。「吐いた」とパニックになる前に、一度落ち着いて愛犬を観察してみましょう。
・季節による変化
愛犬の基礎代謝は季節によって、変化します。夏は低く、冬は体温維持のために高くなるため、夏はカロリーを少なめに、冬は多めに与えることが必要です。犬は野生の時からの習性で、冬に向けて皮下脂肪を蓄えていきます。そのため、秋から冬にダイエットしても効果が上がりにくいのです。
食欲は健康のバロメーター。これは人間も犬も同じ。愛犬の食欲や食事中の様子、食べ残し、食後の状態などに日頃から気をつけて、健康維持につとめましょう。