大切な家族の一員であるペットを安心・信頼・サポートできる「アニマルチェッカー」で健康のうちからの、健康検診。



1.愛犬の食育を考える。

2.愛犬に必要なミネラルとは?

3.ライフステージ別〜食事と栄養〜
・ 離乳期
・ 成長期
・ 維持期
・ 高齢期
・ 老齢期
・ 妊娠・授乳期

4.愛犬の健康は栄養バランスでから!
・ 犬って本来は雑食性?肉食性?
・ 要な栄養素のバランスを覚えておきましょう!
・ 基本の栄養素
・ 愛犬だって「ビタミン」と「ミネラル」は必要なのです
・ 主なビタミンの役割
・ 要注意!この食べ物は与えてはいけません


 

5.ポッチャリは危険信号!
・ ポッチャリ&ちょっと太めがかわいい・・
それは危険信号!と心得て!

・ 愛犬の肥満度シルエットチェック
・ 愛犬のベスト体重
・ 食事量のアバウト管理はNG行為です
・ 規則正しい食事時間の落とし穴
・ カラダに負担の少ないダイエットとは?
・ 体調管理で肥満防止を心がけよう!

6.本当に間違っていない!?ドッグフード選びの
基礎知識

・ “ペットフード”を買うときはここをチェック!
・ こんなにあった!ペットフードの種類
・ 無添加は必要?不必要?
・ 主食とおやつの立ち位置関係


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ポッチャリは危険信号!
ポッチャリ&ちょっと太めがかわいい・・それは危険信号!と心得て!

 『少し太めがかわいい』と言うのは、本当は愛犬によくない状態。飼い主さんにとっても、愛犬にとってもスマート犬がいちばんです。
 “肥満が万病のもと”であることは人間にとっても、犬にとっても同じ。単に“見た目がかっこ悪い”だけでは済まされない、さまざまな弊害が出てくるのです。肥満によって、体内の脂肪が増すと、さまざまな病気にかかるリスクが高まります。骨や関節などに負担をかけるほか、呼吸器、肝臓、心臓などの病気も引き起こしかねません。さらには、糖尿病などの生活習慣病にかかる可能性もあるのです。

《肥満がカラダに与える影響について》※一部を詳しくご紹介。

■ 骨・関節への負担
関節炎や前十字靭帯断裂などを引き起こすことも。

■ 高血圧
カラダが大きくなると、必要とする血液量も増えるため、より多くの血液を供給しようと心臓に負担がかかります。

■ 肝機能低下
脂肪を分解する働きをしている肝臓に許容量以上の脂肪が送られるため、処理できず、肝臓に溜め込んでしまったり、機能を低下させてしまいます。

 

 このほか、心肺機能の低下、皮膚病、膀胱や甲状腺の異常、脳梗塞、呼吸困難、腫瘍の発生、バクテリア、ウイルス感染症、高脂血症など、さまざまな病気にかかるリスクが高まります。動物病院を訪れる犬の2匹に1匹が肥満とさえ言われる時代、愛犬が健やかに長生きするためにも、飼い主の心がけは、非常に重要です。



愛犬の肥満度シルエットチェック
『理想体型』
・シルエット
 上から見ると、胸とお腹の境のあたり(ウエスト)部分が適度にくびれている
・さわる
 さわると脂肪に覆われた背骨や肋骨を感じる
『肥満型』
・シルエット
 胸からお腹、尻尾の付け根までが、くびれなく脂肪に覆われている
・さわる
 骨格が脂肪に覆われて感じることができない

 

 


愛犬のベスト体重

 肥満の主な原因には、食べ過ぎ、栄養バランスの偏り、運動不足などが考えられます。肥満を防止するためには、きちんとした食事管理が重要。そのためには、愛犬が1日に必要とするエネルギー量を知ることが欠かせません。必要なエネルギー量は、体重によって異なりますので、愛犬の体重測定は定期的に行うようにしましょう。
 体重を量るのはそんなに難しいことではありません。飼い主が愛犬を抱いて体重計に乗り、そこから自分の分を引けばいいのです。
大型犬の場合は、体重計を2台用意し、それぞれに前脚と後脚を乗せて量るようにしましょう。
 犬の体重は、1歳から2歳までの1年間の体重が“ベスト体重”となりますので、この間の体重を量っておいて、それを基準に肥満度をチェックすると良いでしょう。一般的に、ベスト体重の15%までは正常の範囲内、15%以上だと肥満の始まり、30%を超過すると肥満とされます。純血種には、品種ごとにスタンダード体重がありますので、これも目安になるでしょう。
 ベスト体重は個体差が大きく、同じ犬種でも、体格が違えは異なります。「愛犬が肥満ぎみなのかよくわからない」という場合は、獣医さんに相談してみると良いでしょう。

 

◎体重の量り方

・子犬、中型犬など
 抱きかかえて下が見えるくらいの大きさであれは、飼い主が抱えて量るほうが確実。量った数値から、自分の体重を引けばいい。

・大型犬
 抱くことが難しい場合は、2つの体重計に、図のように乗せて計量。2つの体重の合計が犬の体重に。


食事量のアバウト管理はNG行為です

 愛犬の健康に大敵な“肥満”を防止するには、きちんとした食事管理がなによりも大切。犬は自分で食べる量をコントロールできないので、与えられた分だけ食べてしまいます。だからこそ、飼い主さんによる管理がとても重要です。
 基本的なことですが、まずはドッグフードの商品ラベルに表示されている年齢別、体重別の必要カロリーに基づいて計算します。しかし、愛犬が肥満気味の場合は、現在の体重に合わせてはますます太ってしまうので注意を。目分量であげたり、フードの種類を変えたのに、量を以前のフードと同じにしたりは絶対だめ。まず、目分量では、肥満傾向になる恐れがあるだけでなく、食欲の増減を把握できないので、体調が悪くなった場合に、原因がわかりづらくなることも。
 食事は必ずキッチンスケールで計量して、適量な量を与えましょう。

・何事もおおざっぱはNG
 カップなどの分量の目安にできるもので、お皿にわけてあげて。袋から直接では、あまりにも適当すぎ。

・フードは見た目で量らない
 フードの種類を変えたのに、変える前と同じ目分量であげたりしてはダメ。粒が小さいからといって、大きな粒と同じ量をあげていては、カロリー過多に。

 


規則正しい食事時間の落とし穴

 「食事は規則正しく」というのは、私たちにとって健康の基本ですが、愛犬に関して少々ことなります。
 毎日あまりに正確な時間に与えていると、飼い主の都合で食事時間が少しでもずれると、我慢できなくなってしまうことがあるからです。
そんなとき、要求吠えなどの問題行動を起こしてしまうケースも少なくありません。きっちりした時間管理は、愛犬の「食事への執着」や「要求」を高めてしまう恐れが。
 犬はもともと狩りをしていた動物。狩りが成功しなかった歴史の中で、脂肪を溜め込む能力が高くなったので、食事時間にこだわらなくても大丈夫なのです。とはいえ、朝10時に与えて、夜は19時という翌日に、昼の12時すぎの朝食で、夕飯は17時というように極端にバラバラでは、消化器官に不調をきたすこともあるので注意が必要です。
 食事の与え方としては、時間で区切るのではなく、朝散歩にいったら朝食を与え、夕方散歩のあとに夕飯を与えるというように、生活のリズムの中でうまく食事を与えていくことが、理想的といえるでしょう。

 

・時間に厳しすぎても、ルーズすぎてもダメ
 人と同じように、犬も体内時計が働くので、あまりにもきっちりした時間に食事を与えていると、時間がずれただけで「要求吠え」してしまう原因にも。また、あまりにバラバラにあげていると、消化機能の不調につながる可能性があるので、おおよそのタイミングを生活の流れの中でつかみましょう。

カラダに負担の少ないダイエットとは?

 人間同様、愛犬のダイエットには、適度な食事を運動が大切。とは言え、いつも食べている食事量を減らすというのは、あまり勧められません。下手をすると1日に必要なエネルギーや必須の栄養素を摂れなくなってしまうからです。
 そこで、おすすめなのが、カロリーが低く栄養バランスがよいダイエットフード。肥満用、ライトなど、さまざまなダイエットフードが市販されていますが、中には「ダイエット」と表示されていても実際のカロリー数は減っていないものもありますので、購入する際はカロリー表示をしっかり見て、今食べているフードより値が小さくなっていることを確認するようにしましょう。また、フードを変える際は今まで食べていたフードに混ぜるようにして、少しずつ切り替えていきます。犬は味や匂いの違いに敏感です。体調や体重変化、うんちの状態などを観察しながら、必要な量を加減して与えていきましょう。中途半端なダイエットも厳禁です。体重のリバウンドが激しいと心臓疾患の発生率を増加させてしまいます。
 低カロリー食に加え、散歩など適度な運動をすることも大切です。散歩は犬に満足感を与え、過食傾向を抑えるだけでなく、筋肉量を増やし、基礎代謝率をアップさせ、食べても太りにくいカラダを作ります。ただし、肥満犬には、過剰な運動は心臓や関節に負担をかけるため、避けるようにしましょう。また、運動による消費エネルギーは少なく、運動だけで減量することは難しいので、減量の基本は食事管理で行なうことが必要です。


・ダイエットは食事管理で!
 散歩の時間を増やしても、さほどダイエットには効果はありません。犬の場合は食事制限でダイエット管理を。回数を減らしたり、
 極端に量を減らすのではなく、一度の食事から少しずつ減らしていきましょう。極端な減量はNG。


体調管理で肥満防止を心がけよう!

  愛犬は、体調の変化で、さまざまなメッセージを飼い主に伝えています。そのメッセージを聞き漏らさないように、細かい変化にも注意することが大切。ポイントのいくつかを詳しく見ていくことにしましょう。


・ウンチは健康のバロメーター
 食事が合っているかは、ウンチの状態を見ることで、ある程度わかります。ウンチの色や形、匂いなどは、何を食べたかで変わってくるからです。

○ウンチがゆるい=食べ過ぎ、消化器官疾患、食物アレルギー、寄生虫の可能性も。

○ウンチがかたい=食事量の不足、消化器官疾患、便秘など。

○ウンチが出ない=食事量の不足、消化器官疾患、
水分摂取量の 不足の可能性も。

○下痢=原因の一つは食べ過ぎ。下痢が続く場合、消火器にトラブルがあることも考えられます。寄生虫やアレルギー、中毒、ストレスなどの外的原因の場合も。食事量が少し増えただけで、おなかを壊す犬もいるので、元気で食欲があるなら、問題はないでしょう。下痢が何日も続いたり、1日4〜5回、繰り返す場合、下痢から脱水症状を起こし、命を落とすケースもありますから獣医さんに診てもらいましょう。

 

・「吐いた」とパニックになる前に
 愛犬が食べたものを吐いてしまった場合、食べ過ぎが原因のことが多いようです。ほかにも、空腹や消化不良などが考えられますが、犬はよく吐く動物なので、吐いた後、元気なら、それほど心配はないでしょう。乗り物酔いや精神的ストレスで、吐いてしまう場合もあります。飼い主の気づかないところで、食べ物以外のものを食べている可能性もありますので、注意が必要です。
 消火器の疾患や、肝臓や腎臓の機能低下も考えられますので、嘔吐が続く場合は動物病院で受診しましょう。その際、吐く前に食べたものや、吐しゃ物の中身を説明できるように準備しておくと良いですね。「吐いた」とパニックになる前に、一度落ち着いて愛犬を観察してみましょう。

 

・季節による変化
 愛犬の基礎代謝は季節によって、変化します。夏は低く、冬は体温維持のために高くなるため、夏はカロリーを少なめに、冬は多めに与えることが必要です。犬は野生の時からの習性で、冬に向けて皮下脂肪を蓄えていきます。そのため、秋から冬にダイエットしても効果が上がりにくいのです。
 食欲は健康のバロメーター。これは人間も犬も同じ。愛犬の食欲や食事中の様子、食べ残し、食後の状態などに日頃から気をつけて、健康維持につとめましょう。













 

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