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尿検査の項目

 

尿検診が必要なとき
尿の回数や量などに異常があるとき

 基本的に、ペットの健康管理をするために、飼主さんには定期的に受けて頂くことをおすすめしてますが、尿の回数や量、におい、色がいつもと違う場合や全身性の異常があるときに行います。
尿の異常としては、回数が多い、少ない、尿量が多い、少ない、においが甘酸っぱい、薬品の臭いがする、単純に臭い、色が赤やオレンジ色、水のように透明、白色、濁っている、オシッコのポーズをするのにオシッコが出ない場合は特に「ペットの健康診断プログラム」を受けることをおすすめします。

尿検診から分かること

腎臓で血流からとり出された原尿は、ネフロンと言うところで濃縮され、尿路を通って排泄されます。
尿の成分や量、色は、(1)血液成分の変化と腎臓の状態 (2)腎臓のろ過能力、再吸収・分泌の能力 (3)尿路の状態の3つによって変動します。

※尿は、腎臓・尿路系の病気の鋭敏な指標であり、また、多くの全身性の病気の診断上の有用な情報を含んでいます。

 −腎臓障害や糖尿病がわかる−

 尿に浸したあとの色の変化具合で、各項目の異常を知ることができます。
腎臓の疾患や尿路の異常、糖尿病、溶血、黄疸などがわかります。

      
尿スティックで分かる結果(項目別)

PH PH値が高いとアルカリ尿で結石が形成されやすい、低いと酸性で腎障害も疑われる。
タンパク質 蛋白尿(+)は膀胱、腎臓、尿管に異常がある。犬の尿では50mg/dlまでの可能性もあります。
ブドウ糖 糖尿病や腎臓疾患で陽性になります。血液検診(血糖)で陰性(−)でも、(尿糖)には出る場合もあります。
ケトン体 ケトン症に伴う二次的な疾患がある場合は陽性になります。
ビリルビン 陽性なら肝臓や胆管系の障害がある可能性があります。黄疸が早期にわかる指標にもなっています。
ウロビリノーゲン 中程度の陽性(++)は肝炎、陰性は胆道閉鎖など。
潜血 尿中に赤血球を検出すると、陽性反応(+)尿路の出血を伴う異常がわかります。
亜硝酸塩 血管の拡張、炎症などによる白血球の増加、気管支粘膜の症状、強い筋肉収縮などを反映しています。

 

 −膀胱炎や腎障害がわかる−

 尿を遠心器にかけて、沈澱物を顕微鏡で見る検診です。細菌や白血球が見られれば膀胱炎などの感染症が疑われ、
尿円柱があれば腎障害がわかります。また、中期以降のガンの場合ガン細胞のかけらが見つかることもまれにあります。

 

 −腎臓の異常がわかる−

 比重計で尿の比重を測り、尿の濃さから腎臓に障害があるかどうかを調べます。
尿が濃い場合はふつう正常とされますが、薄い場合は、腎臓が尿を濃縮できないためで、腎臓に障害があると判断されます。

 

低い < 1.018 < 高い

 尿比重の数値は、1.018が基準です。これより高い場合は、尿が濃縮されていることを示しますが正常範囲といえます。1.018よりも低い場合は、尿がうすい状態であり、すなわち水分再吸収がよくない状態で、腎臓の障害、子宮蓄膿症、尿崩症、多飲などが考えられます。

 

 
黄色、明るい黄色、琥珀色

 
透明から少し濁っている

 












 

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