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こんな時どうする? 病気とケガのサイン 老犬のケアについて 動物病院一覧
老犬のケアについて
1. 犬の老化現象ってどんなもの?
2. 老化に早く気づいて寝たきりにさせない!!
3. 老犬を散歩させる5つのキーワード
4. 7歳からの食事は「量」ではなく「質」を見直す
5. シニアフードにはいつから切り替える?
6. 老化を防ぐ食生活の3つのキーワード
7. 太り始めた老犬には体にやさしいダイエットをさせよう
8. 病気予防や早期発見のつながる4つのポイント

 


 

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犬の老化現象ってどんなもの?
ママが気付く外見の老化

  7歳を過ぎたからといってある日を境に急に老犬になるわけではありません。しかし老いはゆっくりと確実に進行して、いつかはママがはっきり気づく日がきます。一般的には視覚、聴覚、嗅覚の順に衰えるといわれていますが、ママが最初に気づくのは、おそらく外見からわかる老化でしょう。

 お腹がたるんできた、お尻の筋肉が落ちてなんとなく後ろ姿が寂しそうになった、毛やひげに白髪が出てきた、あごの筋肉が落ちてやさしそうな顔になった、歯が抜けた、目がにごってきたなど、老化のきざしは体格や顔つきに現れてきます。

 また行動がおとなしくなった、これまでは平気だった段差につまづく、名前を呼んでも反応がにぶい、そばに人がきても気づかない、散歩と聞いても喜ばなくなった、といった行動の変化からも、老化を感じることがあるでしょう。

 

体内の老化は見逃すケースも

 老化は、犬の体内でも進んでいます。年をとると内臓機能や代謝も衰えていって、消化不良を起こしたり、肝臓や腎臓などの病気にかかったりすることがあります。ホルモンの分泌も変化するため、甲状腺機能低下症などホルモン関連の病気も増えてきます。

 歩き方が変ってきたなど、単に老化と片づけがちな行動も、じつは椎間板や関節の病気にかかっていて、その痛みが原因になっているということもあります。また基礎代謝が低下して運動量も減っているのに、食事の質や量が変らないことが肥満につながるなど、体内の老化現象が外見の変化にも影響してくるということもあるのです。

 こういった体内で進行する老化現象は、治療可能な病気の場合もあるのですが、老化との線引きが難しくて見逃されるケースもあります。定期的な健康診断や血液検査で発見されることも多いようです。

 

老化ってなに?

 動物の体を形づくってるのは細胞です。この細胞は、常に新しいものとの入れ替わりが行なわれています。これを新陳代謝といい、人間の肌の角質細胞なら、入れ替わりのサイクルはおよそ30日といわれています。動物の成長期には新陳代謝は活発に行なわれますが、加齢によってしだいに衰えていき、入れ替わりが遅くなって、老化へつながっていくのです。年をとると、筋肉疲労の回復や傷が治るのに時間がかかるのも、そのためです。

 

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老化に早く気づいて 寝たきりにさせない!!
体の状態に合わせてお世話のやり方を変える

 老化そのものを止めることはできませんが、進行のスピードを遅らせることはできます。老化のサインに気づいたら、若いころとはお世話のやり方を変え、愛犬の体調に合わせてあげることで、老化のスピードをゆるめてあげましょう。

 たとえば食生活です。下痢をするなど消化機能に衰えがみられたら、消化・吸収のいいフードに替えてみる。逆に太ってきたら、基礎代謝の低下が考えられるので、食事から脂肪分を減らしてみる。このような気づかいが胃腸や肝臓の病気を未然に防ぎ、さまざまな病気の引き金になる肥満の防止に役立ちます。

 また体力の衰えを感じたら、自転車での引き運動はやめて散歩だけにする。足元がふらつくなら、床に滑りどめのマットを敷くなど、運動機能の衰えに応じた配慮も大切です。過激な運動をさせないことで体力を保持し、転倒などの事故から愛犬を守ることができます。

 老化は、病気がともなっているとあっという間に進行します。立てなくなったのを放置していたら、関節や腱がこわばって「フセ」すらできなくなり、体がカチカチに固まってしまうことも。この状態から寝たきりになるまでに、それほど時間はかかりません。病気の徴候を見つけたら、早期治療を心がけましょう。

 

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老犬を散歩させる5つのキーワード
1、オーダーメイドの散歩スタイルをつくる

 老化にともなう健康状態や体力の変化をみながら、散歩スタイルを変えていきましょう。長い距離が歩けなくなったら、途中で休憩を長くとる、時間は短くして回数を増やす。足腰が弱ってきたら、じゃり道、側溝、階段など苦手な箇所をさける。視力が衰えたら明るいうちに散歩をすませるか、コースを変えないなど、愛犬の状態にぴったりの散歩スタイルを見つけてください。

 時間帯は、夏は涼しい朝夕、冬は暖かい午後にすると老犬の体に負担をかけません。特に循環器にトラブルがあるなら、上記の時間帯がおすすめです。

 

2、散歩前はウォーミングアップを

 家の中ではおとなしくても、外に出たとたん、はしゃいで走りだしたりしませんか?急な運動は、心臓や関節の負担になることがあります。散歩に出かける前に、軽く体をほぐすウォーミングアップをしておくといいでしょう。リードをつけて部屋の中を歩かせたり、庭で早歩きさせたりする程度で十分ですが、場合によっては、関節を軽く曲げ伸ばしするなどのストレッチをさせても。体の状態や好みによって工夫してみてください。

 

3、歩くだけでなく途中で遊びを取り入れる

 犬が自分から気持ちよく体を動かせるように、散歩の途中で遊びの時間をつくりましょう。ボールが好きなコなら、目の前にボールを転がしてじゃれさせたり、虫が好きなコな「あそこに虫がいるね」などと声をかけて犬の注意を引き、一緒に昆虫を追いかけて眺めてみたり……。そんな遊びの時間が、散歩楽しくさせて体と脳を刺激します。散歩コースの途中に、いくつか遊べるポイントを見つけておきましょう。


4、持病がある場合は散歩エリアを狭くする

 心臓や椎間板などに持病がある場合は、自宅を起点にして違う道を選びながら、行っては戻りを繰り返して散歩させます。こうすると、長い時間を歩ける日も途中で切り上げたい日も、早く自宅に戻れます。同じコースをグルグル回るより、違う道を散歩できるぶん新鮮な気分に。

 

5、水分補給を心がけて

 体を動かして体温が上がると、犬を舌から水分を蒸発させて体温調節します。老犬になると若いころのように激しい運動をしなくなる傾向にありますが、特に夏は歩いているだけでも舌から水分が蒸発し、水分は失われていきます。どこで休憩をとってもすぐ飲ませられるように、水と携帯用の水入れは普段から持ち歩いて、こまめに水分補給してあげましょう。できれば冬場は体が冷えないよう、ぬるま湯を飲ませるのがおすすめです。

 

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7歳からの食事は「量」ではなく「質」を見直す
量を減らすだけでは栄養不足になりがち

 「うちのコ、お腹がぽっこりしているのよね」「あごのあたりが二重になってきて……」。7歳を過ぎたころから気になり始めるのが「肥満」です。年をとってくると、運動量が減り筋肉も減ってくるため、基礎代謝は低下します。それなのに若いころと同じ量の食事を摂っていると、いわゆる「中年太り」になってしまいます。

 年をとったら食事を見直す必要があるのは、人間も犬も同じです。とはいえ、これまで与えていたフードの量を減らしてカロリーを抑えるだけでは、栄養不足になってしまいます。では、どのように見直していったらいいのでしょうか。

 

老犬の健康を保つにはシニアフードがいちばん

 老犬の食事のポイントは、量を減らすのではなく、脂肪分の多いものを控えること。また加齢にともなう消化機能の低下を考え、吸収性にすぐれたたんぱく質を摂りたいものです。そこでおすすめなのがシニアフードです。

 シニアフードは、老犬に不足しがちなミネラルやビタミン、カルシウムなどがしっかり入っていますし、吸収性にすぐれたたんぱく質が配合されている。カロリーも低めに抑えられているので、運動量の減った老犬の肥満防止にも役立ちます。

 「老犬には手づくり食を」と考えるママも多いようですが、手づくり食で老犬に必要な栄養素をすべて補うのは非常に難しいもの。健康を保つには、老犬に必要な栄養素を手軽にバランスよく補える「シニアフード」が最適といえるでしょう。

 

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シニアフードにはいつから切り替える?
7歳前後に切り替えを考えよう

 老化そのものを止めることはできませんが、進行のスピードを遅らせることはできます。老化のサインに気づいたら、若いころとはお世話のやり方を変え、愛犬の体調に合わせてあげることで、老化のスピードをゆるめてあげましょう。

 個体差はありますが、7歳を過ぎたころから老化のサインが少しずつ現れ、心臓病、肝機能障害、がんなど、老犬に多くみられる病気が増えてきます。ペットフードの分類で通常7歳からを「高齢期

」としているように、このころがシニアフードへの切り替え時期です。

 また、見た目には若々しくても、内臓の機能が衰えている場合もあります。それなのにこれまでと同じ食事を与えていると、内臓に負担をかけてしまうのです。「うちのコは若いから大丈夫!」と安心せず、5歳を過ぎたころに一度動物病院で健康診断を受け、検査の結果などをふまえながら、シニアフードへの切り替え時期を考えるといいでしょう。

 

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老化を防ぐ食生活の3つのキーワード
1、食べてくれない…… そんなときは好物をトッピング

 栄養バランスがよく高品質のドッグフードでも、犬の好物といはかぎりません。これまで慣れてきた味からの切り替えがうまくいかなかったり、食欲が落ちたりすることもあります。

 そのときは、肉のゆで汁を少しかけるとか、ウエットタイプのフードなど、基本のドッグフードに好物をトッピングして食欲アップさせましょう。また食事場所を変えるだけでも、気分が変って食べることもあります。

 食べ始めるものの、途中でやめてしまう場合は、歯が抜けていたり、口内炎などができていたりなど別の理由も考えられます。長く続くようでしたら、動物病院で受診しましょう。

 

2、脂肪分の多いものは与えない

 シニア向けの食事で気をつけたいのが、脂肪分を控えて低カロリーにすることです。特に注意したいのはおやつ。せっかくシニア用のドッグフードに食事を切り替えても、ジャーキーなど脂肪分の多いものをおやつとして与え過ぎていることがあります。

 血液検査で肝機能が低下しているという結果が出たあと、1ヶ月間ジャーキーを断ったら、それだけで正常になったという例もあるほど、食事の内容は内臓の状態に大きく影響します。与え過ぎには注意しましょう。

 

3、サプリメントで栄養を補給

 健康に不安なことが出てきたら、サプリメントがおすすめです。サプリメントは薬ではありませんが、成分によって特定の症状を改善する効果が期待できます。関節の老化防止に効果があるといわれているサプリメントを飲ませたら、「元気になり過ぎて散歩が大変になった」というママがいるほど、劇的な変化がみられたケースも。効果が出てくるまでには1ヶ月くらいはかかるので、気長に試してみてください。


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太り始めた老犬には体にやさしいダイエットをさせよう
老犬の肥満は百害あって一利な

 人と同様、犬の肥満も心臓病、糖尿病などの病気を引き起こすことがあります。また、体の重さで関節などに過度の負担がかかり、椎間板ヘルニアなどのリスクも高まります。それだけに、太り始めた老犬にはダイエットが必要です。

 しかし減量させようとしてフードの量をやみくもに減らしては、必要な栄養までが不足します。すると筋肉や体温維持に必要な脂肪までが落ち、老犬の体力を低下させます。老犬には左ページのようなダイエットをさせましょう。

 

「もう年だから」という思い込みが病気の発覚を遅らせる

 飼主さんの中には、愛犬の元気がないことに気づいても「年だから仕方ない」と病院に連れていかない人がいます。しかし、じつは単なる老化から治療が必要な病気へと進行していることが多いのです。

 高齢だから仕方がない、犬は10年くらいしか生きられない、との思い込みが病気の早期発見を妨げて、結果的に愛犬の寿命を縮めてしまいます。犬だからこそ、まして老犬だからこそ、病気の進行は早く、体力もあっという間に衰えます。病気の老犬を1日ほうっておくことは、病人を1週間、10日と放置することと同じです。

 「もう年だから」とあきらめないこと。それが、あなたの愛犬を元気に長生きさせるヒケツです。早期に病気を発見し、適切な治療を受けさせれば、再び元気な老犬生活を送れる可能性があります。そのために、5歳からは年に1回、7歳からは年に2回の健康診断を受けることをおすすめします。

 

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病気予防や早期発見のつながる4つのポイント
1、定期的な健康診断

 ママがチェックするだけでは見落としてしまう小さな病気のシグナルも、動物病院で行っている健康診断を受ければ発見できることがあります。5歳以降は年に1回、7歳以降は年に2回、定期的に健康診断を受けましょう。

 

2、ボディケアで健康チェック

 病気のサインを見つけるのに最適なのがボディケア。ボディケアは犬の全身を触るので、しこりや腫れなどの病気のサインの発見につながります。変化をチェックするためには、普段の愛犬の状態を知っておくことも大切です。

 

3、予防接種はきちんと行なう

 狂犬病、混合ワクチン、フィラリア予防などを、「うちのコ、もう年だから必要ないわ……」とやめていませんか?

 抵抗力の落ちている老犬が、万が一これらの病気にかかれば取り返しのつかないことになります。予防接種は必ず受けましょう。


4、愛犬がかかりやすい病気を知る

 権種別にかかりやすい病気を知っておき、早めに対処することが大切です。たとえば椎間板ヘルニアになりやすいなら頻繁に階段の上り下りをさせないようにする、アレルギーになりやすいなら食事に気をつけるなど、早くから気を配ることが病気の予防につながります。

 












 

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